友人の紹介で江戸独楽職人の小宮耕生さんの展示即売会に行ったことがあります。その色彩といい、素材の手触りといい、江戸独楽の繊細な技巧は、おもちゃではなくまさに工芸品、芸術品です。
不意に「珈琲を飲みに行こう」と展示会場をほったらかしにして私を誘う小宮さん。どうやら文楽舎の話に興味を持たれたようでした。その後「いいものを送ってあげるよ」と言って届いたのがこのゲーム。カロムというのでしょうか。
それにしても江戸独楽の匠が手作りしたこのゲーム、市場で販売されたらどれくらいの価値があるものやら。「子どもが喜べばそれが一番だろ」ぶっきらぼうに言うその物言いに、愛情があふれていました。


 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			